しめ縄の掛け替え作業

本殿ほか、境内にある高御倉神社(石工神社)、二の丸稲荷神社(横綱陣幕久五郎と妻おゆきの信仰が厚かった神社)、高良神社、参道の大鳥居(3カ所)、随神門、そして祇園祭の八坂神社のしめ縄合計9か所を掛け替えました。そのうち、新しく新調したしめ縄は6本。屋根の下にあったしめ縄は、痛みが少なく、野ざらしになる大鳥居に移し替えました。
そのほか、近隣の宮司が兼務する神社のしめ縄もあり、合計9本を新調しています。
新しいしめ縄は、11月から藁を入手、境内の参集殿で総代、世話人の方々が毎日のように集って藁を縄にし、縄をよってしめ縄に仕上げた手作りのしめ縄です。
毎年、新年にお参り頂く方々を気持ちよく迎えるため、しめ縄づくり、掛け替え作業を繰り返しています。

苦労して各所にお願いして集めた藁
藁を脱穀機を使って袴取り
地道な作業で藁の袴をとって1本の藁芯に
まずは2本の綱をよって
3本の綱をよってしめ縄に
本殿のしめ縄の掛け替え
祇園祭の八坂神社のしめ縄も掛け替え
ご神木のクスノキにもしめ縄を付けました。
古いしめ縄はお焚き上げ
新年を迎えるためのしめ縄が新しく掛け替えできました。